今回は助動詞「shall」について解説していきます。
shallはcan,will,mustなどと同じ助動詞でありながら使いどころはかなり限られています。
中学英語のレベルであれば
Shall I~?「(私が)~しましょうか?」
Shall we~?「(一緒に)~しませんか?」
という2つの表現を覚えておけば大丈夫!
では、shallの使い方、意味について解説していきます。
助動詞shallの使い方、意味
【申し出】
Shall I ~?「(私が)~しましょうか?」
Shall I help you?
(お手伝いしましょうか?)
【提案】
Shall we ~?「(一緒に)~しませんか?」
Shall we play tennis?
(テニスをしましょうか)
shallは助動詞なので、Shall I, Shall weの後ろには動詞の原形がきます。
shallは、優しい雰囲気が感じ取れる言葉です。
なので、Shall I ~?という表現にも相手を気遣っているような心の優しさ。
Shall we ~?にも、相手の気持ちを尊重したうえで提案している雰囲気があります。
それぞれ次のように書きかえができるのですが
Shall I help you?
= Can I help you?
Shall we play tennis?
= Let’s play tennis.
Shall を使って表現の方がより優しさが含まれていることをイメージしておくとよいでしょう(^^)
Shall I, Shall we の答え方
Shall I の答え方
Shall I help you?
(お手伝いしましょうか?)
Yes, please. / Thank you.(お願いします)
No, thank you.(いいえ、結構です)
Shall we の答え方
Shall we play tennsi?
(テニスをしませんか?)
Yes, let’s.(そうしましょう)
No, let’s not.(いいえ、やめておきましょう)
それぞれこのような答え方になります。
ちょっと覚えておかないとスッとは出てこないですね。
テストにも出やすいポイントなので、しっかりと覚えておきましょう。
should「~すべき」の使い方
shallの過去形に「should」というものがあります。
一応はshallの過去形となっていますが、
今ではshallから切り離され、独立した言葉となっています。
そんなshouldとは「~すべき」という義務を表す言葉として使われます。
should「~すべき」の文
You should study hard.
(君は熱心に勉強すべきだよ)
shouldも助動詞なので、必ず後ろは動詞の原形だね!
中学英語では、shallよりもshouldの方が出番が多いくらいです。
長文読解の中で、何度も登場してきます。
should「~すべき」という意味はしっかりと覚えておきましょう。
まとめ
今回は助動詞shallについてまとめました。
shallについては、Shall I, Shall weの意味を覚えておけば大丈夫!
それよりもshouldの方が頻出なので、しっかりと使い方と意味を覚えておきましょう。
- Shall I ~?「(私が)~しましょうか?」
- Shall we ~?「(一緒に)~しませんか?」
- shallは優しさを含んだ言葉
- should「~すべき」