今回の記事では、mustの否定文について解説します。
mustは助動詞のルールに従って、後ろにnotを入れるだけで否定文の完成!
作り方はとっても簡単なのですが、
have toとの関係などで注意しておきたいポイントもあります。
それでは、例文を交えながら解説してきます。
mustの否定文
mustの否定文
You must use the pen.
⇒ You must not use the pen.
(あなたはそのペンを使ってはいけません)
※must not = mustn’t(マスントと発音)
助動詞mustの後ろにnotを入れることで否定文が完成となります。
must「~しなければならない」の否定文は
must not「~してはいけない」という強い禁止を表す表現になります。
一方、mustと同じ意味として習ったhave toですが、
こちらは否定文になると
don’t have to「~する必要はない」という意味になります。
must と have to はともに
「~しなければならない」という同じ意味を表すものでしたが、それぞれ否定文になると微妙に意味が異なってくるので注意が必要です。
「~しなければならない」
You must use the pen.
= You have to use the pen.
(あなたはそのペンを使わなければなりません。)
mustの否定文
You must not use the pen.
(あなたはそのペンを使ってはいけません)
禁止の表現になります。
have toの否定文
You don’t have to use the pen.
(あなたはそのペンを使う必要ありません)
する必要はないという表現になります。
「must not = Don’t~」 書きかえ問題に要注意!
禁止を表すmust notですが、否定の命令文を用いることで書きかえすることができます。
must notの書きかえ
You mustn’t run here.
= Don’t run here.
(ここで走ってはいけません)
否定の命令文とは、命令文の文頭にDon’tを持ってくることで「~してはいけない」という文になるというものでした。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。
「must not = Don’t …」の書きかえはテスト頻出の知識になるので、必ず覚えておきましょう。
mustの否定文【練習問題】
次の問題に答えなさい。
※答えをタップすると解答が表示されます。
次の文を否定文にしなさい。
- I must study math.
- She must get up early.
次の2文が同じ意味になるよう( )に適する語を入れなさい。
- She mustn’t play tennis here.
- ( ) play tennis here.
- Don’t run here.
- You ( ) run here.
次の文を日本語になおしなさい。
- You must not take pictures here.
- You don’t have to get up early.