It is…for(人) to~
「~することは(人)にとって…だ」
It isを使ったこの構文は、使い方がとっても簡単!
なので、この記事を通してしっかりと理解しておきましょう。
It is+(形容詞)+ for(人)+toの構文
形容詞の部分にはeasy(簡単)、difficult(難しい)を入れる。
forの後ろには、それが誰にとってなのか?人を入れる。
このときの人はme,him,herなどの目的格の形をとります。
最後にtoの後ろには動詞の原形を使って、どのような動作が?なのかを入れます。
文の作り方は簡単です。
英語を勉強することは私にとって簡単です。
という文を作ってみましょう。
まずは「簡単」という部分を作ります。
It is easy
次は「私にとって」という部分です。
It is easy for me
最後に「英語を勉強すること」という動作を入れれば完成。
It is easy for me to study English.
とっても簡単ですね(^^)
これはbe動詞の文なので疑問文、否定文の作り方も簡単です。
It is easy for him to study English.
【否定文】be動詞の後ろにnotを入れる。
It isn’t easy for him to study English.
(英語を勉強することは彼にとって簡単ではありません)
【疑問文】be動詞を前に持ってくる。
Is it easy for him to study English?
(英語を勉強することは彼にとって簡単ですか?)
Yes, it is. / No, it isn’t.
このようにbe動詞のルールに従って変形すればOK!
過去形の場合には、be動詞をwasにすればよいですね!
【過去形】wasを用いる。
It was easy for me to play soccer.
(サッカーをすることは私にとって簡単でした)
と、まぁ
ここまででIt is~の使い方については理解してもらえましたか?
一応、補足としてIt is~の文の成り立ちについても解説しておきます。
「~することは…だ」という文は、中2で学習した不定詞を用いて
To study English is easy.
(英語を勉強することは簡単です)
このように表すことができます。
しかし、主語(to study English)の部分がちょっと長くて…
どこまでが主語なんだ!?
って感じで、聞き手、読み手にはちょっと分かりにくい文となってしまいます(^^;)
なので、そういった状況を防ぐため
主語が長くなってしまう場合には、itを使って次のように表していくのです。
長くなっている主語を、仮の主語(形式主語)としてitに置き換えます。
そして、本来の主語であるto study Englishは文の最後に持ってきます。
こうすることで主語がスッキリしましたね。
ただ、毎回このような変形を考えながら文を作るのは面倒なので
この文の形を公式のようなモノとして覚えておくのが良いでしょう。
It is+(形容詞)+ for(人)+to【練習問題】
次の問題に答えなさい。
※答えをタップすると解答が表示されます。
次の日本語を英語に直しなさい。
- ギターを弾くことは簡単です。
- 英語を話すことは私にとって難しいです。
- テニスをすることはあなたにとって簡単ですか?
- 早く起きることは私にとって簡単ではありません。
次の文を同じ意味になるように書きかえなさい。
- To study English is difficult for me.
- ( ) ( ) ( ) ( ) me ( ) study English.
- It is fun to play tennis.
- ( ) ( ) ( ) is fun.