今回は英語学習の基礎ともいえる
一般動詞の文
について学習していきましょう。
★今回学習する例文★
- I play soccer. (私はサッカーをします。)
- We live in Tokyo. (私たちは東京に住んでいます。)
- He speaks English. (彼は英語を話します。)
- Emi studies math. (エミは数学を勉強します。)
一般動詞とは?
そもそも一般動詞とはなにか?
be動詞というものは、すでに学習しましたね。
be動詞とは「am,are,is」の3種類あって、イコールの意味を表す動詞でした。
これに対して、一般動詞とは主に動作を表すもののことをいいます。
★一般動詞の例★
- play(~する)
- study(勉強する)
- like(好き)
- speak(話す)
- have(持っている) などなど
ここには書ききれないほど、たくさんの一般動詞があります。
なので、イメージとしては
be動詞ではないもの
が一般動詞だと理解しておけばOKです(^^)
動詞には、be動詞と一般動詞の2種類あります。
be動詞とは「am,are,is」であり、イコールの意味を表す動詞。
一般動詞とは「play,studyなど」主に動作を表す動詞。be動詞以外の動詞は一般動詞と理解しておけばOKです。
一般動詞の文の作り方
I play soccer.
(私はサッカーをします。)
英語の語順ルールは
誰が → どうする → 何を
という順番に文を作っていきます。
日本語とは順番が違っているので注意が必要ですね。
We live in Tokyo.
(私たちは東京に住んでいます。)
こちらの英文も「誰が→どうする→何を」の順番で考えてみると次のようになります。
【日本語】私たちは 東京に 住んでいます。
【英語順】私たちは 住んでいます 東京に
【英語文】We live in Tokyo.
語順に気を付けておけば、簡単に文を作ることができますね(^^)
ただし、一般動詞の種類はたくさんあります。
play, study, have, likeなど
これらについてはしっかりと覚えておかないといけませんね。
一般動詞の文をマスターしたいなら「誰が→どうする→何を」の語順、たくさんある一般動詞の種類を覚えることが大切です!
それともう1つ注意があります!
1つの文に動詞は1つ
というルールがあります。
つまり、be動詞と一般動詞を一緒には使いません。
I am play tennis.
これは絶対にダメ!!
be動詞と一般動詞を一緒に使ってはいけません。
今回の文であれば
I play tennis.
が正解の文になりますね。
「~です」「~います」のようにイコールを表す文であればbe動詞を使う。
「~します」のような動作を表すような文であれば一般動詞を使う。
それぞれ文の意味に応じて使い分けていくようにしましょう。
be動詞と一般動詞を一緒にしてしまうのはダメですよ(^^)
- 「誰が → どうする → 何を」の語順
- 一般動詞はたくさん種類があるので、覚えるべし!
- 1つの文に動詞は1つ、be動詞と一般動詞を一緒に使わない
主語が三人称単数の場合にはsをつける!
be動詞は、主語によって「am,are,is」の3種類を使い分ける必要がありましたね。
実は、一般動詞でも主語によって使い分ける必要があるのです。
一般動詞では、主語が三人称単数のときに動詞の後ろにsをつける。
というルールがあります。
三人称単数とは
このように、自分と相手以外をさす語を三人称といいます。
私、私たちとあなた以外の語ですからたくさんのものがあります。
★三人称の例★
【単数】1人、1つのモノ
- he(彼)
- she(彼女)
- it(それ)
- Ken(人名)
- my dog(私の犬)
- this pen(この本)
【複数】2人、2つ以上のモノ
- they(彼ら、彼女ら)
- Ken and Emi(ケンとエミ)
- my sisters(私の姉たち)
このように三人称の中でも単数と複数に分かれています。
そして、大事なのが三人称の中でも単数にあたる
三人称単数なのです。
he,she,itなどが三人称単数ですね。
この三人称単数が主語になったときには、一般動詞の後ろにsをつける必要があります。
He speaks English.
(彼は英語を話します。)
he(彼)は三人称単数なので一般動詞speakの後ろにsをつけています。
このように、一般動詞の文では主語が三人称単数の場合にはsをつけるようにしましょう。
- 一般動詞の文では、主語が三人称単数のときに動詞の後ろにsをつける。
- 三人称単数とは、自分と相手以外をさす単数の語
sをつけるルール
主語が三人称単数の場合、一般動詞の後ろにsをつけます。
しかし、ここでもちょっとだけ気を付けておきたいことがあります。
それは、sのつけ方です。
基本的には
speak ⇒ speaks
のように単純にsをつけるだけでOKなのですが、中にはsではなくesをつけるもの、完全に形が変わってしまうものなどがあります。
sのつけ方について以下にまとめておきますね。
★そのままsをつける★
play ⇒ plays
like ⇒ likes
live ⇒ lives
speak ⇒ speaks
基本的には、上のようにsをつけるだけでOKです。
★esをつける★
s,o,x,sh,chで終わる動詞にはesをつけます。
go ⇒ goes
wash ⇒ washes
teach ⇒ teaches
do ⇒ does
一般動詞の語尾がs,o,x,sh,chで終わっているときにはesをつけます。
★yをiに変えてesをつける★
子音字(a,i,u,e,o以外)+yで終わっている動詞には、yをiに変えてesをつけます。
study ⇒ studies
try ⇒ tries
carry ⇒ carries
これは少し複雑に感じますが
studyの場合、d(子音字)とyで動詞が終わっています。
なので、yをiに変えてesをつけてstudiesとします。
気を付けたいのはplayです。
これは語尾がyになっていますが、yの手前はa(母音)となっています。
なのでこの場合には、sをつけるだけでOK。playsとします。
yで終わっているからiに変えるというわけではなく、その手前が子音字であることもポイントとなっています。
★不規則に変わる★
have ⇒ has
これに関しては覚えてくださいw
なにか規則的な変化をしているわけではないので暗記しましょう!
三人称単数の文
She washes her car.
(彼女は車を洗います。)
she(彼女)は三人称単数ですね。
なので、一般動詞のwashにはsをつけます。
しかし、washはshで終わっている動詞なのでesにしましょう。
Emi studies math.
(エミは数学を勉強します。)
Emi(エミ)は三人称単数ですね。
なので、studyにsをつける必要があります。
しかし、studyは注意です。d(子音字)+yになっているのでiに変えてesをつけましょう。
Ken and Tom play tennis.
(ケンとトムはテニスをします。)
あれ、これはsをつけないの?
と思った方は要注意!!
今回の文の主語は、Tom and Ken ですね。
これは三人称ですが複数にあたる語です。
sをつけるのは三人称単数のときだけ!
よって、今回はsをつける必要がありません。
一般動詞の文【練習問題】
次の問題に答えなさい。
※答えをタップすると解答が表示されます。
次の( )にあてはまる語を答えなさい。
- I ( ) the guitar. (私はギターを弾きます。)
- I ( ) a pen in my bag. (私はカバンの中にペンを持っています。)
- You ( ) English. (あなたは英語の勉強をします。)
次の文を英語にしなさい。
- 私は野球が好きです。
- 私たちは学校へ歩いていきます。
次の( )にあてはまる語を答えなさい。
- He ( ) baseball.(彼は野球をします。)
- Yui ( ) TV every day.(ゆいは毎日テレビを見ます。)
- Seiya ( ) English.(誠也は英語を勉強します。)
- Ken and Tom ( ) to school by bike.(ケンとトムは自転車で学校に行きます。)