今回は、have to「~しなければならない」の疑問文について解説します。
助動詞mustとは異なり、have toは一般動詞のルールに従って疑問文を作っていきます。
では、例文を交えながら疑問文についてみていこう!
have toの疑問文、作り方と答え方
have toの疑問文
I have to clean my room.
⇒ Do I have to clean my room?
(私の部屋を掃除しなけばなりませんか?)
Yes, you do. / No, you don’t.
He has to study English.
⇒ Does he have to study English?
(彼は英語を勉強しなければなりませんか?)
Yes, he does. / No, he doesn’t.
have toの文は、一般動詞のときのようにDo,Doesを文頭に持ってくることで疑問文「~しなければなりませんか?」を作ります。
主語が三人称単数(he,she,itなど)のときには、Doesを使ってhas to は have toになることを注意しておいてください。
疑問文においては常にhave toを用いることとなります。
ちなみに、had to(~しなければならなかった)という過去形では次のように変形します。
had toの疑問文
She had to practice soccer yesterday.
⇒ Did she have to practice soccer yesterday?
(彼女は昨日、サッカーの練習をしなければなりませんでしたか?)
Yes, she did. / No, she didn’t.
これも一般動詞のルールと一緒!
過去形のときには、Didを文頭に持ってきてhad to は have toにしてください。
また、have to の疑問文に答える場合
Yes, you do. (はい、しなければなりません)
No, you don’t.(いいえ、する必要はありません)
という意味になります。
Noで答える場合には、「~してはいけません」ではなく「~する必要はない」という意味になるので注意してくださいね!
それでは、いくつか例文を確認しておきましょう。
They have to speak English here.
⇒ Do they have to speak English here?
(彼らはここでは英語を話さなければなりませんか?)
Ken has to finish his homework today.
⇒ Does Ken have to finish his homework today?
(ケンは今日、宿題を終えなければなりませんか?)
一般動詞のルールを覚えておけば楽勝だね(^^)
疑問詞の疑問文
疑問詞の疑問文
What do I have to do?
(私は何をしなければなりませんか?)
You have to help your mother.
(お母さんの手伝いをしなければなりませんよ)
このように疑問詞what,when,whyなどを文頭に置いて疑問文を作ることができます。
疑問詞の疑問文に対してはYes,Noではなく、例文のように具体的な文で答えるようにしましょう。
have to と must の疑問文を比較!
have to と must の比較は頻出の知識です。
have toは一般動詞のルール、mustは助動詞のルールに従って疑問文を作ります。
【have to】
He has to study hard.
⇒ Does he have to study hard?
Do,Doesを文頭に持ってくる。has to は have toにする。
【must】
He must study hard.
⇒ Must he study hard?
mustを文頭に持ってくる。
【書きかえ】
Does he have to study hard?
⇒ Must he study hard?
have toの疑問文【練習問題】
次の問題に答えなさい。
※答えをタップすると解答が表示されます。
次の文を疑問文にかえなさい。
- I have to go home.
- She has to get up early.
次の2文が同じ意味になるよう( )に適する語を入れなさい。
- Must I cook dinner today?
- ( ) I ( ) ( ) cook dinner today?
- Does Emi have to help her mother?
- ( ) Emi ( ) her mother?