今回の記事では中学で学習する接続詞についてまとめておきます。
接続詞にはand,but,orのように語や文を対等に結ぶもの
そして、that,if,whenのようにカタマリを作るものがあります。
それぞれの使い方について例文を見ながら確認していきましょう!
対等に結ぶ接続詞
語と語、句と句、そして文と文を対等な関係で結ぶ接続詞のことを等位接続詞といいます。
(中学英語では等位接続詞という言葉は習わないかも)
中学英語では以下の代表的な接続詞を覚えておきましょう。
and「~と、そして」
and「~と、そして」
I have a pen and a notebook.
(私はペンとノートを持っています)
He is a student and he studies English.
(彼は学生で英語を勉強しています)
andは語と語、文と文を結んで「~と」「そして」という意味になります。
文をつなぐ場合には、「そして」の他にも「~で、~して」というように状況に合わせて訳を考えてください。
また、よく使われる表現として
both A and B「AもBも両方とも」
というのがあります。
Both Yui and Emi are from Tokyo.
(ユイとエミは2人とも東京出身です)
テスト頻出の表現なのでしっかりと覚えておきましょう!
but「しかし、だが」
but「しかし、だが」
Math is difficult, but fun.
(数学は難しいが、おもしろい)
He plays soccer well, but he doesn’t like it.
(彼はサッカーが上手だが、好きではない)
A but B 「AしかしB」というように使います。
AとBには反対の意味になる内容が入ります。
or「~かそれとも」
or「~かそれとも」
I go to school by bus or by train.
(私はバスか、それとも電車で学校へ行きます)
orは主に語と語をつなぐときに使われ「~かそれとも」という意味になります。
テスト頻出の表現としては
Which do you like better, A or B?
「AとBのどちらが好きですか?」
というのがあります。
Which do you like better, summer or winter?
(夏と冬ではどちらが好きですか?)
しっかりと覚えておきましょう。
so「だから、それで」
so「だから、それで」
I was tired, so I went to bed early.
(私は疲れていたので、早く寝ました)
soは文と文をつなぎ「だから、それで」という結果を表します。
理由(原因)so(結果)
という順になります。
先に理由で後に結果!
英作文でも使うことが多い接続詞なので、しっかりと使い方をマスターしておきましょう。
カタマリをつくる接続詞
カタマリをつくって文と文をつなげる接続詞のことを従位接続詞といいます。
(これまた中学英語では覚える必要はないかと思います)
上で確認してきたand,butなどよりも、こちらの方がテストでは問われやすい!
ってことでしっかりと確認しておきましょう。
that「~ということ」
that「~ということ」
I think that she is very cute.
(私は彼女がとてもカワイイと思います)
文の先頭にthatをくっつけることによって、名詞のカタマリをつくることができます。
また、接続詞thatは省略することもできます。
接続詞thatは省略できる。
I think that she is very cute.
⇒ I think she is very cute.
なので、動詞の後ろにいきなり主語+動詞…とつづいていく場合にはthat(~ということ)が省略されているかも。
と、考えながら文を読んでみるといいでしょう。
また、接続詞thatを用いるような表現というのはある程度決まっています。
I think that ~「~と思います」
I know that ~「~だと知っています」
I hope that ~「~と望みます」
I say that ~「~と言う」
このように思考や伝達を表す動詞の目的語として接続詞thatは使われることが多いです。
これらの動詞がきたときには、接続詞thatが省略されているかも!という意識を持っておくと良いですね。
when「~のとき」
when「~のとき」
She was reading a book when I called her.
When I called her, she was reading a book.
(私が電話をしたとき、彼女は本を読んでいました)
文の先頭にwhenをくっつけることによって、「~のとき」というカタマリを作ることができます。
このwhenのカタマリは使い方が2通りあります。
文の後ろにつけるパターン
She was reading a book + when I called her.
文の先頭につけるパターン
When I called her , + she was reading a book.
先頭につけるときにはカタマリの後ろにコンマをいれる必要があります。
A when B.「Bのとき、A」
When B, A.「Bのとき、A」
ともに同じ意味になるのですが、使い方が2通りあるってことで覚えておきましょう。
if「もしも~ならば」
if「もしも~ならば」
I will play soccer if it is sunny.
If it is sunny, I will play soccer.
(もし晴れればサッカーをするつもりです)
ifは「もしも~ならば」というカタマリを作ることができます。
whenと同じように2通りの使い方があります。
ただ、ifの接続詞においては注意があります。
ifのカタマリは未来のことであっても現在形で表す。
というルールがあります。
この例文でも「もしも晴れたら…」という部分は未来を表した内容になっています。
しかし、英語は現在形になっていますね。
このようにifのカタマリは未来であっても現在形!
ここがテストでも問われやすい知識になるので、しっかりと覚えておきましょう。
because「~なので、~だから」
because「~なので、~だから」
I didn’t go to school because I was sick.
Because I was sick, I didn’t go to school.
(私は体調が悪かったので、学校に行きませんでした)
becauseにも2通りの使い方がありますが、
基本的には文の後ろに持ってきて、A because B.と使うのが一般的です。
becauseは「~だから、~なので」というように理由を表す接続詞です。
また、becauseはWhy~?「なぜ~ですか?」という疑問文に対して答えるときにも使われますね。
Why are you tired?
(なぜあなたは疲れているのですか?)
Because I worked hard.
(熱心に働いたからです)
beforeなどその他
上で紹介してきた接続詞の他、知っておくと便利なものをまとめておきます。
before「~する前に」
Do your homework before you watch TV.
(テレビを見る前に宿題をしなさい)
after「~した後に」
I watched TV after I finished my homework.
(宿題を終えた後、テレビを見ました)
while「~している間」
I finished my homework while he was watching TV.
(彼がテレビを見ている間、私は宿題を終えました)
中学で学習する接続詞まとめ!
中学で学習する接続詞についてまとめておきました。
入試で苦戦するのは長文…
その長文の中にはたくさんの接続詞が盛り込まれています。
なので、接続詞の意味やカタマリについて理解を深めるということは長文の読解力が向上することにつながります。
この記事でまとめたことをしっかりと理解できるように何度も読み返してみてくださいね(^^)