今回の記事では、have toの否定文について解説していきます。
否定文の作り方は簡単!
一般動詞のルールに従って、don’t have to~ , doesn’t have to~ とするだけです。
しかし、要注意しておきたいのがmustとの比較!
ともに「~しなければならない」という意味を持っていましたが、否定文になるとそれぞれの意味は異なってきます。
don’t have to「~する必要はない、~しなくてよい」
must not「~してはいけない」
この違いについてはテストでも頻出の知識となるので、しっかりとおさえておきましょう。
では、have toの否定文について詳しく解説していきます。
have toの否定文
have toの否定文
I have to clean my room.
⇒ I don’t have to clean my room.
(私は部屋を掃除する必要はありません)
She has to do her homework today.
⇒ She doesn’t have to do her homework today.
(彼女は今日、宿題をする必要はありません)
have toの文は、一般動詞のときのようにdon’t, doesn’t を動詞の前に置くことで否定文「~する必要はない」を作ります。
主語が三人称単数(he,she,itなど)のときには、doesn’tを使ってhas to は have toになることを注意しておいてください。
have to「~しなければならない」に対して、否定文は
don’t have to「~する必要はない、~しなくてよい」
という意味になります。
いくつか例文を確認しておきましょう。
You have to speak English well.
⇒ You don’t have to speak English well.
(あなたは上手に英語を話す必要はありません)
He has to get up early tomorrow.
⇒ He doesn’t have to get up early tomorrow.
(彼は明日、早く起きる必要はありません)
must notとの違いを理解しておこう!
ここで、have toとmustの否定文の違いについて確認しておきましょう。
それぞれ肯定文においては同じような意味を持つ2つですが
I have to study hard.
I must study hard.
(私は熱心に勉強しなければなりません)
否定文になると意味が異なってしまいます。
【have toの否定文】
「~する必要はない、~しなくてよい」
You don’t have to study hard.
(あなたは熱心に勉強する必要はありません)
【mustの否定文】
「~してはいけない」
You must not study hard.
(あなたは熱心に勉強してはいけません)
have toの否定文は「不要」
mustの否定文は「禁止」を表す表現になります。
ここは大事なポイントなのでしっかりと覚えておきましょう。
また、それぞれの否定文は次のように書きかえすることもできます。
【don’t have toの書きかえ】
You don’t have to get up early.
⇒ You need not get up early.
(あなたは早く起きる必要はありません)
You must not run here.
⇒ Don’t run here.
(ここで走ってはいけません)
こちらもテストに出やすい知識なので頭に入れておいてくださいね!
(need notは中学英語では出てこないかも…)
have toの否定文【練習問題】
次の問題に答えなさい。
※答えをタップすると解答が表示されます。
次の文を否定文にかえなさい。
- I have to go to the library.
- She has to practice the piano.
次の英文の日本語訳を答えなさい。
- He doesn’t have to buy the book.
- You mustn’t take pictures.
次の日本語を英語にしなさい。
- ケンはその車を洗う必要はありません。
- 私たちはここで日本語を話してはいけません。