名詞の代わりになるのが代名詞。
これまでにも、I,you,he,she,itなど
様々な代名詞を学習してきましたね。
これらの代名詞は、文の中でどのような場所に置くかによって形が変化してきます。
具体的には次のような形に変化します。
中学生のうちは、この変化表をしっかりと暗記して使いこなせるようにすることが大事!
アイマイミーマイン、ユーユアユーユアーズ…
というように、発音しながら変化を覚えるのが良いです。とにかく練習あるのみです。
それでは、それぞれの代名詞について使い方とポイントを解説していきます。
主格の代名詞
I play soccer.
(私はサッカーをします。)
She is from Osaka.
(彼女は大阪出身です。)
He studies math.
(彼は数学を勉強します。)
主格の代名詞とは、上の例文のように「~が、~は」にあたる主語になる代名詞のことです。
主格の代名詞については、ここまでの英語学習においても使い慣れているので大丈夫かな(^^)
文の先頭にくるような主語の部分に代名詞を置くときには変化表の1番目を見るようにしましょう。
所有格の代名詞
This is her pen.
(これは彼女のペンです。)
He is my brother.
(彼は私の兄です。)
That’s Emi’s bike.
(あれはエミの自転車です。)
※所有格の後ろには名詞が必要!
代名詞の所有格は「誰の~」と表したいときに使います。
ポイントは、必ず名詞とセットで使われることです。
所有格の後ろに名詞を置かないというのはダメ絶対!
気を付けてくださいね。
誰の~と表したい気ときには所有格の代名詞を使いましょう。
変化表の2番目が所有格だぞ!
目的格の代名詞
I love him.
(私は彼を愛しています。)
Look at me.
(私を見て!)
代名詞の目的格は「誰を~、誰に~」と表したいときに使います。
ポイントは、一般動詞、前置詞の後ろが定位置になることです。
前置詞というのは、from,in,on,byなどたくさんの種類がありましたね。
これらの後ろに代名詞を置くときには目的格の形にしましょう。
一般動詞、前置詞の後ろは目的格!
変化表の3番目だ!しっかりと覚えておきましょう。
所有代名詞
This pen is mine.
(このペンは私のものです。)
This book is Ken’s.
(この本はケンのものです。)
所有代名詞は「誰のもの」と表したいときに使います。
先ほど学習した所有格と似ていますが、意識しておきたいのは次のこと。
「my pen = mine」
このように「所有格+名詞」の形を1つにまとめたもの、それが所有代名詞です。
所有代名詞とは、モノまでを含んだ形になるので後ろに名詞を置いたりはしません。
所有格との違いについて、しっかりと理解しておきましょう。
誰のモノと表したいときには所有代名詞!
変化表の一番最後を見ていきましょう。
代名詞の変化【練習問題】
次の問題に答えなさい。
※答えをタップすると解答が表示されます。
次のかっこ内から適する代名詞を選びなさい。
- (She, Her, Hers) dog is very cute.
- I know (he, his, him).
- This pen is (I, my, me, mine).
- Look at (they, their, them, theirs).
- I know Ken.
- (He, His, Him) father is a soccer player.
- Will you marry (I, my, me, mine)?