英語の文法をマスターするためには、「be動詞の使い分け」というのが最初のポイントになります。
be動詞には「am,are,is」とありますが、どのように使い分けていけばよいのでしょうか。
とっても簡単なことなのでサクッと理解しちゃいましょう(^^)
be動詞の役割とは
be動詞は、もともとbeとういう動詞が変形して「am,are,is」になっています。
そして、このbe動詞は、「~です」「~にいます」といった意味を表します。
I am Yui.(私はゆいです。)
You are Ken.(あなたはケンです。)
She is in the park.(彼女はその公園にいます。)
簡単にいうと、イコールの働きをする動詞ことです。
このように、be動詞とは言葉をイコールで結び、
日本で言うところの「~です」「~にいます」といった役割を果たします。
しかし、このbe動詞には「am,are,is」と3種類の形があります。
どれも同じ意味を表すのですが、
ちょっと厄介なことにあるルールによって使い分けていく必要があるのです。
その使い分けについて、次の章で解説していきますね。
- be動詞とは、beが変形したもので「am,are,is」の3種類ある。
- イコールの働きがあり、「~です」「~にいます」といった意味になる。
be動詞の使い分け
be動詞には「am,are,is」の3つの形があります。
どれも同じく「~です」「~にいます」といった意味を表すのですが、
主語によって、それぞれを使い分ける必要があります。
主語によって…というと難しく聞こえるかもしれませんが
I am Yui.
You are Ken.
He is from Japan.
ここの部分のことですね。誰が~のところです。
そして、be動詞の使い分けのルールは次のようになります。
主語 | be動詞 |
I (私は) | am |
You(あなたは)、複数 | are |
単数(he,she,this など) | is |
Iのときには、amを使います。
You または複数の人やモノのときには、areを使います。
IとYou以外の単数のときには、isを使います。
複数、単数?
なんじゃそりゃ?
って思った方もいるかもしれませんが
これはすごくシンプルなこと。
単数というのは、1人、1つのことをいいます。
複数とは2人以上、2つ以上のことをいいます。
というわけで、be動詞を使い分けるときには次のように考えると良いでしょう。
- Iのときには、amを使う。
- Youのときには、areを使う。
- 複数のときには、areを使う。
- 単数のときには、isを使う。
表に主語ごとに、どのbe動詞を使うのかをまとめておいたので参考にしておいてください。
主語 | be動詞 |
I (私) | am |
you(あなた、あなたたち) | are |
he,she(彼,彼女) | is |
this,that(これ、あれ) | is |
it(それ) | is |
my sister(私の姉) | is |
Ken(人名) | is |
we(私たち) | are |
they(彼ら、彼女ら) | are |
Ken and Emi(ケンとエミ) | are |
my sisters(私の姉たち) | are |
these pens(これらのペン) | are |
those pens(あれらのペン) | are |
be動詞の短縮形
be動詞の使い分けと同時に、短縮形も覚えておきたいです。
問題を解く上で、短縮形で答えさせるようなものもあるので注意してくださいね。
★短縮形★
I am ⇒ I’m
you are ⇒ you’re
it is ⇒ it’s
he is ⇒ he’s
she is ⇒ she’s
they are ⇒ they’re
we are ⇒ we’re
that is ⇒ that’s
※ this is の短縮はありません。
be動詞の使い分け【問題】
次の問題に答えなさい。
※答えをタップすると解答が表示されます。
次の( )にあてはまるbe動詞を答えなさい。
- I ( ) Shota. (私は翔太です。)
- You ( ) Ryosuke. (あなたは涼介です。)
- We ( ) from Hiroshima. (私たちは広島出身です。)
- Ken and Emi ( ) good friends. (ケンとエミは親友です。)
- My cat ( ) in the park. (私のネコはその公園にいます。)
- Masato ( ) ten years old. (真人は10歳です。)
- These books ( ) 980 yen. (これらの本は980円です。)