~より大きい、~の中で一番大きい
という比較、最上級の表現を学びましたね。
次に学習するのは「~と同じくらい」という表現です。
とても簡単なのでサクッと理解しちゃいましょう!
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as~asの文
as~asの文の作り方
様子、状態を表す形容詞、副詞の前後にasを入れる。
比べる相手をasの後ろに置く。
I am as tall as Ken.
(私はケンと同じくらいの背の高さです)
I can play the piano as well as you.
(私はあなたと同じくらい上手にピアノを弾くことができます)
とても簡単ですね(^^)
形容詞、副詞をasとasで囲って、後ろに比較相手を持ってくれば完成です。
このときtallという形容詞はそのままの形でOKなのもラクなポイントですね。
ちなみに、このas~asには次のように「~倍」という表現を作ることもできます。
I am twice as old as you.
(私はあなたの歳の2倍です)
as~asの前にtwice(2倍)three times(3倍)half(半分)などを入れることで「~倍」という表現が作れます。
中学英語で問われることはほとんどありませんが、覚えておくと便利ですね。
not as~as「…ほど~ではない」
as~asで気を付けておきたいのが否定の意味です。
「~と同じ」の否定なのだから「~と同じではない」と考えてしまうと間違いになります。
as~asの否定は「…ほど~ではない」という意味になります。
not as ~ as「…ほど~ではない」
I am not as tall as Ken.
(私はケンほど背が高くありません)
この文からは、私はケンよりも背が低いってことが分かります。
つまり、as~asの否定からは両者の上下関係をハッキリと読み取ることができるのです。
このことからas~asの否定は比較級を使って書きかえることができます。
as~asの書きかえ
as~asの書きかえ
I am not as tall as Ken.
⇒ I am shorter than Ken.
(私はケンよりも背が低いです)
⇒ Ken is taller than me(I).
(ケンは私よりも背が高いです)
not as ~ asから上下関係を読み取ることができれば比較級を使って書きかえをすることができます。
どちらを主語にするかで形容詞、副詞の種類は変わってしまうので注意です。
今回の場合であれば、私の方がケンよりも背が低いので
私を主語にする場合にはshort(背が低い)
ケンを主語にする場合にはtall(背が高い)を使うようになります。
as~asの文【練習問題】
次の問題に答えなさい。
※答えをタップすると解答が表示されます。
次の文の( )にあてはまる語を書きなさい。
- This book is ( ) ( ) ( ) that one.
- あの本は、この本と同じくらい古いです。
- English is ( ) ( ) ( ) ( ) math.
- 英語は数学ほど難しくありません。
- Naoki speaks English ( ) ( ) ( ) Kaito.
- ナオキはカイトと同じくらい上手に英語を話します。
次の2文が同じ意味になるよう( )にあてはまる語を書きなさい。
- Kosuke is not as tall as Daichi.
- Daichi is ( ) ( ) Kosuke.
- Kyohei is not as old as Ryuhei.
- Kyohei is ( ) ( ) Ryuhei.